外壁【ラジカルシリコン】
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- 屋根色番号
- 外壁塗料
- SK化研 プレミアムシリコン
- 外壁色番号
- 濃色部:65-40B、淡色部:75-70A
- その他工事内容
- FRP防水改修、テラスポリカ波板交換
- エリア
- 栃木県 足利市
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それでは施工前の状況を見ていきましょう。
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まず初めに目に留ったのはバルコニーのR部分の褪色です。材質はアルミです。前回の塗装でどのような処置をしたのか不明ですが、恐らくプライマーを塗布していないかプライマーの選定ミスにより耐候性が保てなかったと考えられます。
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近年、夏場は高温となり紫外線も強いため、外壁の劣化が進行しやすいと考えられます。よって適正な下地処理と塗料の選定は重要な要素です。
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サイディングボードに浮きが見られました。このままの状態で塗装してしまうと、サイディングの下端が雨溜まりになって傷みやすくなるだけでなく、カラーによっては浮きが大変目立ってしまいます。
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サイディングの胴縁(サイディングを固定するための下地材)の状態を確認してビス留めが可能か判断します。下地の劣化が著しい場合にはビス留めが出来ない為、シーリングを打設して浮きを目立たないようにカモフラージュする方法もあります。
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板間目地のシーリングの状態です。全体的に硬化が進んで弾力が無くなっていました。割れや剥離も見られたので全て打ち替えします。
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サッシ廻りなど開口部も硬化と割れが見られたので、板間目地と同様にシーリングを全て打ち替えます。
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次はバルコニーの防水面の状況です。
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前回の塗装の際にトップコートを行ったようですが、立上り部分の塗膜に膨れが多数生じていました。今回は膨れを全て除去した後、2PLY工法にてFRP防水の改修工事を行います。FRP防水の2PLY(2層)工法は、ガラスマットを2枚重ねてエポキシ樹脂で防水層を形成する工法です。
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足場を架ける際に障害となる可能性があるテラスの屋根材などは、現地調査の際に撤去が必要かどうかを判断します。
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テラスの設置場所や寸法によっては、屋根材を撤去しなくても良い場合がありますが、安全性と作業性の問題から今回は撤去しました。波板ポリカ板は足場解体後に新品を取り付けます。
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それでは工事の内容を見ていきましょう。足場を架けた後で不具合箇所が無いか細かくチェックしてから作業を進めていきます。
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洗浄中に水漏れが発生する場所が無いかしっかりと確認したうえで、外壁の高圧洗浄を行います。
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洗浄後はシーリングを撤去していきます。
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サイディングの小口が白くなっているのは、前回のシーリング打設の際に余計にはみ出していた部分が剥がれてしまった跡です。改修工事を行う場合、前回の施工品質が仕上がりに大きく影響するため、業者選びはとても大事です。
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開口部(サッシ廻り)のシーリングも同様に撤去します。
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撤去後はプライマーを塗布後にシーリングを打設して、ヘラで均して完成です。
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開口部もご覧の通り綺麗に仕上がりました。冬季はシーリングの乾燥にかなりの時間を要します。こちらの施工現場は1月に行っているのですが、正味1週間程度の乾燥を行っております。
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十分にシーリングを乾燥させた後に触指確認をして、問題が無ければ外壁の下塗りを行います。乾燥が不十分なまま塗装を行うと塗膜に亀裂が生じるので注意が必要です。
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規定時間乾燥後に外壁の中塗りを行います。
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中塗りと同様に上塗りを行って完成です。
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褪色が著しかったバルコニーのR部分は、アルミ用のプライマーを塗布してから弱溶剤のシリコン塗料で2回塗りで仕上げています。アルミ素材への塗装については、弊社ホームページのお役立ちコラム「進藤がいく!」で詳しく紹介しております。是非ご覧ください。
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軒天は2回塗りで仕上げています。
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前回の塗装で外壁と同色で塗られていたガラリはサッシに合わせてホワイトに塗りかえました。
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破風板と鼻隠しはプライマーを塗布してから弱溶剤のシリコン塗料で2回塗りで仕上げています。
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アルミ製の笠木は前回塗装を行っていますが、塗膜の剥がれや浮きが生じていた為、ケレンをしっかり行った後でアルミ用プライマーを塗布します。笠木や手摺りは普段触れる部分なので、シリコンよりも耐久性が勝る弱溶剤のフッソ塗料で塗装しました。艶もシリコンより長く維持できます。
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雨樋や水切りの塗装など塗装工事は全て完了しました。
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塗装工事の次は防水工事に移っていきます。塗膜の膨れや浮きなどは電動工具を使用してケレンを行って行きます。この工程が一番重要と言えます。ケレンが甘かった場合は膨れが再発するリスクがあります。
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ケレンの後はしっかり清掃を行ってからプライマーを塗布します。
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そしてガラス繊維マットの1層目を敷いていきます。
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1層目が完了しました。
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同じ手順で2層目もガラス繊維マットを敷いていきます。
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立上り部分はこの様に施工します。
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その後は塗膜の脱泡作業やケレンなどを行ってトップコートで仕上げます。乾燥後は不具合箇所のチェックを行い、必要に応じてタッチアップを行います。サッシに絡む場所や取り合い部のシーリングを打設して完成。
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足場の解体後に波板ポリカ板を取り付けます。強風などで屋根材がバタつかないように雨押え板金とケラバ板金を取り付けます。
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全ての工事が完成しました。最後までご覧いただき、ありがとうございました。