屋根【遮熱フッ素】外壁【フッ素クリヤー】
-
BEFORE
-
AFTER
- 屋根塗料
- キクスイ SPパワーサーモF(遮熱フッ素)
- 屋根色番号
- Y152 グリーン
- 外壁塗料
- キクスイ SPパワーフッ素クリヤー
- 外壁色番号
- クリヤー
- その他工事内容
- 雨樋の一部交換
- エリア
- 群馬県 太田市
-
それでは施工前の屋根と外壁の状態を見ていきましょう。
-
屋根は全体的に褪色とコケの発生が目立ちます。
-
屋根板金部分は褪色とサビの発生が見られました。
-
棟板金のシーリングが切れていたり、板金を留めている釘が飛び出ていました。
-
下屋根の雨樋の一部が破損しており、勾配が変わり排水の状態が良くない事から、お客様には交換の提案をしました。
-
サイディングのボード間のシーリングも劣化が見られます。
-
サッシなどの開口部もシーリングの劣化が見られます。
-
今回の工事で一番の問題点となったのは、サイディングがズレてしまっていた事です。サイディングを金具に引っかけて張り上げる工法は地震などの影響により上下左右にズレてしまう事が有ります。こちらの画像は多少隙間が空いてますが、やや正常といった状態です。
-
建物全体を見ていくと、この様に隙間が生じている部分がいくつもありました。
-
特に酷いところは中の引っかけ金具が見えている部分もありました。原状回復は困難なため目立つ隙間は全てシーリングを打設する事にしました。
-
バルコニーやパラペットのFRP防水のトップコートも褪色と劣化が見られたので再塗装を行う事にしました。
-
それでは施工の様子を見ていきましょう。まずは屋根の洗浄から。溜まりに溜まったコケや汚れを丹念に洗い流していきます。
-
外壁や付帯部も高圧洗浄を行います。
-
洗浄後にシーリングの打替え工事に移ります。サイディングボードを傷めないように板間目地のシーリングをカッターナイフで綺麗にカットしていきます。
-
サッシなどの開口部も同様に傷をつけないようにカットします。
-
3面接着にならないように注意しながらプライマーを塗布します。
-
プライマーの塗布作業はシーリングの接着力と耐久性に大きな影響を与えるので、丁寧に均等に塗布することを心掛けています。
-
板間目地のシーリング充填後の状況です。
-
サッシ廻りのシーリング充填後の状況です。
-
使用したシーリング材はオートンのサイディングシーラントです。今回はクリヤー塗装を行うため、シーリング材のカラーはサイディングボードに合わせています。
-
塗装前に屋根板金のシーリングも行います。板金の重なり部分によってはシーリングが不要な場所もありますが、突風などの被害に遭った場合に板金が飛ばされにくくなるように、念のためシーリングを打設します。
-
飛び出ていた釘を打ち直してから、抜け防止のためのシーリングを打設します。
-
シーリングが乾燥したら屋根の板金部分から下塗りを行います。
-
スレート瓦も下塗りを行います。
-
規定時間乾燥後に手で触れて乾きを確認してから中塗りを行います。
-
スレート瓦の中塗りを行います。
-
中塗り後に皮スキで縁切りを行います。この作業は非常に大事です。きちんと縁が切れていないと雨漏りの原因になりかねません。
-
最後に上塗りを行って完成です。
-
塗装後の屋根はこの様にピカピカになりました。今回使用した屋根塗料は遮熱フッ素です。夏場の猛暑に貢献する弊社で一番人気の塗料です。紫外線と熱から屋根を守る耐久性に優れた塗料です。
-
画像では違いが分かり難いですが、外壁はフッ素クリヤーで塗装しています。
-
中塗りと上塗りの2工程で仕上げます。塗膜が剥がれていたり、変色している部分は色合わせをしてタッチアップ処理を行っています。
-
光沢ある外壁に生まれ変わりました。
-
外壁の後は付帯部の塗装を進めていきます。
-
バルコニーの床面はトップコートによってまるで新築のような状態に復旧しました。
-
お客様にとっては一番綺麗さを実感できる場所ではないでしょうか?
-
軒天もこの通り綺麗に仕上がりました。
-
破損していた雨樋は交換しました。
-
見た目も排水も良くなって今後は安心して過ごせそうです。
-
足場を解体してから最終の検査と清掃を行ってお引き渡しです。お客様からは大変綺麗に丁寧に仕上げてくれたと感謝のお言葉を頂戴しました。今後のアフターケアも是非弊社にお任せください。