外壁塗装【特殊セラミックシリコン】外壁の部分張替え【ニチハ ネオスパンプレミアム】その他修繕工事
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- 屋根色番号
- 外壁塗料
- SKアートフレッシュ、キシラデコール
- 外壁色番号
- AC-1396、ウォルナット
- その他工事内容
- 東面外壁の部分張替え、雨樋交換
- エリア
- 群馬県 桐生市
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施工前の現地調査では大きく2つの不具合が見られました。意匠性を高めるためにサイディングボードの上から左官仕上げをしているため板間にクラックが走っていて、外壁木部は経年劣化により全体的に反っていました。また、木部については浮いている箇所も見られます。今回はこの2点を解消したプランで工事を進めていきます。
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外壁出隅(コーナー)部分の写真です。上から下まで完全にボード間が開いてしまい、写真のような状態になっています。
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ボード間の隙間が大きい事と建物の揺れによるボード間の離れについては再発防止のために、伸縮性の高いオートンイクシードでシール補修を行っております。これにより建物の揺れに追従できるようにします。
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シール打設後の状況です。隙間はほとんど目立たなくなりました。
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このような微細なクラックについてはハンドスムーサーを使用し補修を行います。この器具は外壁をVカットすることなく施工できるのでヒビ跡が残りにくいという特徴があります。
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ハンドスムーサーに弾性エポキシ樹脂のスムースエポをセットして中圧でクラックの奥まで注入していきます。シーリング充填と均しだけではクラック表面のほんの一部しか処理できなかったり、クラックに無関係な部分を汚してしまう欠点があります。また、塗装後に凹凸が目立ってしまいます。
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スムースエポを充填後にハミ出し部分を拭き取ることによって、無駄な凹凸のない綺麗な仕上がりになります。
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施工前のベランダ外壁部分の画像です。
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写真では分かり難いですが、板張り部分が反り始めてコーナー部分が笠木からはみ出た状態になっています。
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間近で見るとこの様に浮いています。
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結構な反り方です。
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隙間も見られます。
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工事コストを抑え、尚且つ新築時の意匠性を保つために、反りが軽度の場所はビス留めにて補強と浮きを抑えていきます。あとは塗装で仕上げていきます。
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板張り部分の劣化が酷かった東面のベランダ部分は、ビス留めだけでは修正が難しい事から、剥がしてサイディングを張り直します。
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剥がし終わったら透湿シートを張り、胴縁を入れていきます。
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サイディングは金属製を選定しました。施工前は全体的にナチュラルな雰囲気でしたが、あえて無機質な要素を加えて今どきの感じに仕上げていきます。
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笠木部分にも透湿シートを貼っていきます。笠木からバルコニー下の軒天に水が回らない様にしっかりと処理します。経験上、バルコニー下部の軒天の雨染みは笠木から雨水が回っていることが多いです。
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サイディング工事の完成です。
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幕板の木部分との相性もバッチリです。
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金属サイディングのクールな感じと塗り壁の温かい雰囲気が上手く融合してとても良い感じに仕上がりました。
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屋根の谷部分の雨を受け止めていた軒樋の状態です。
泥やゴミが詰まりオーバーフローしていました。排水口率を上げるため、この部分だけ雨樋を大型のものに交換しました。 -
交換後です。サイズアップしたので以前より雨水を飲み込みやすくなります。
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屋根材はアスファルトシングルですので、今回は板金部分のみ塗装していきます。
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塗装後です。破風板も綺麗に仕上がっています。
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塗装前の玄関部分も・・・
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この通り綺麗になりました。
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塗装前の外壁と幕板木部も・・・
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この通りです!
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ベランダの床(FRP)もトップコートで仕上げて・・・
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ピッカピカです!
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門塀もだいぶ汚れてきましたので、サービスで塗装しました。
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塗料は水谷ペイントのナノコンポジットWを使用します。この塗料は有機汚れに強く、苔やカビの発生を抑える機能性塗料です。このような場所に塗装すると効果がはっきり実感できますよ!
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塗装工事の完成です。
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とても良い雰囲気に仕上がりました。弊社では塗装だけに拘らず、耐久性や機能性に富んだご提案をさせて頂いております。ご興味のある方は是非ご相談ください。