外壁【無機有機ハイブリッドフッ素】
-
BEFORE
-
AFTER
- 屋根塗料
- 屋根色番号
- 外壁塗料
- キクスイ 水系ファインコートフッ素
- 外壁色番号
- 2階:KM082D 1階:KN048B
- その他工事内容
- エリア
- 栃木県 佐野市
-
今回の現場は佐野市です。線路近接工事となるため、工事前にJRさんとの現場打合せや書類提出、協議などが必要になります。また、架設足場工事や足場解体工事の際には列車見張り員を配置する必要があります。弊社ではこの様な手続きも行っておりますので、線路沿いに立地している建物の塗装工事をお考えの方はご相談ください。
-
調査時に目立った劣化状況を簡単に見ていきましょう。まずは板間目地のシーリングです。経年劣化によりサイディングからの剥離が確認できました。
-
サッシなどの開口部もシーリングの劣化が散見されました。
-
軒天は経年による汚れが目立っていました。
-
幕板の劣化と幕板と外壁の取り合いのシーリングは溶けてなくなる寸前でした。隙間から雨水が入り込むと内部に湿気がこもったり、乾燥も遅くなるのであまり良い状態とは言えません。
-
幕板のクラックです。数か所確認できました。ひと昔前の幕板はサイディングボードとの耐久性に差がありますので、劣化が顕著現れます。セメント質なので水分や熱の影響により膨張したり収縮します。そのためこの様にクラックが発生してしまいます。
-
バルコニーはFRP防水でした。こちらも経年劣化により傷んでいます。メンテナンスを怠ると漏水の危険性がありますので、点検項目の中でも重要なポイントです。
-
それでは工事を行っていきます。
-
列車見張り員を配置して、安全に足場を架け終えました。
-
板間目地のシーリング撤去後の状況です。
-
こちらはサッシ(開口部)のシーリング撤去後の状況です。
-
マスキングをしてプライマーを塗布後にシーリングを充填、ヘラで均した後でマスキングテープを剥がして完了です。
-
開口部も同様に仕上げていきます。
-
FRP防水面はトップコートを行いました。劣化が著しい場合はトップコートが不可になります。その場合は防水工事をやり直したり、下地から改修工事を行います。弊社では調査の段階でお施主様に説明させていただいております。
-
外壁(サイディング)塗装後の状況です。単色塗装により多彩柄は消えてしまいましたが、細かいクラックや剥がれなどの補修を行い綺麗に仕上がりました。
-
軒天も新築時のように綺麗になりました。
-
足場解体時にも列車見張り員を配置して、安全に作業を行ない塗装工事完了です。