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2023.02.11

第9話 玄関ドアのメンテナンスについて語ります

昨年の12月に左膝半月板の手術をしてから3か月が経過しました。多少足を引きずりながらも、少しずつ歩けるようになりました。寒い日は膝が傷むので、早く暖かくなって欲しいと思う今日この頃です。営業マンの進藤です。はしごを使用して屋根に登れない事もあり、この手術をきっかけに屋根など高所の調査に使用する高所カメラセットを買ってもらいました\(^o^)/悪いこともあれば良いこともありますね。今後はさらにお施主様に分かりやすく、状況写真や動画を見ていただく事が可能になると思います。前置きが長くなってしまいましたが、今回は玄関ドアのメンテナンスについて考えてみました。築年数が20年以上経過した建物の調査を行った際に、サッシや玄関ドアについてのご相談をいただく事があります。特に玄関ドアの色褪せなどの劣化が気になるとのご相談が多いですね。玄関ドアは金属製のものが最も多く、アルミ製が一般的ですが、スチール製や鉄製のドアなど様々あります。また、輸入住宅などは木製のドアが付いていたりしますね。今回は最も多いアルミ製の玄関ドアについて語ります。アルミ製の玄関ドアのデザインは大きく2つに分かれます。塗装を施したアルミ色(ブラック、ブロンズ、ホワイトなど)と、木目などがプリントされたシートを貼り付けたもの(3Mダイノックシートみたいなもの)があります。双方のメリットとデメリットを挙げるとすれば、アルミ色は安価で丈夫だがデザインの選択肢が少ない。シート貼りの方はデザインが豊富だが、アルミ色より多少高価になり10年程度でシートが浮いてきたり、紫外線にやられてパキパキになって剥がれたりしてしまう事があります。シートが剥がれてしまった場合、フラットなデザインだとシートを貼り替えるという選択肢がありますが、複雑な形状だと施工が難しいうえに施工費も高くなる傾向にあり、剥がれやすいという欠点もあります。(特に端の方)アルミ色の玄関ドアについてはどうだろうか?シンプルなデザインだとシートを貼るという選択肢もあります。再塗装はどうだろうか?研磨・目粗しを行って、下地調整してアルミ用のプライマーを塗布して塗装する事ことも出来なくはありませんが、残念ながら新品の時のような塗膜強度はありません。何かぶつけると塗装が剥がれてしまいますしね。ちなみにわたくしの家は耐久性の高さとメンテナンスのしやすさから、アルミ色の玄関ドアを選択しました。弊社HPの施工実績に掲載しておりますが、昨年末に初の試みとしてブラックのアルミ玄関ドアのコーティングを行ってみました。塗装以外の選択肢として参考にしてみてはいかがでしょうか?バルコニーの手摺りや笠木にも使用できますよ。施工結果はスリ傷を目立たなくして、光沢を出すことは出来ましたが、色褪せは完全に戻すことは出来ませんでした。ドアカラーがホワイトやブロンズ色だともっと仕上がりが良くなる気がします。玄関ドアは日頃のお掃除やコーティングなどで寿命を延ばすことが出来ます。ドアノブとドアクローザーの部品交換が出来るうちはメンテナンスで済ませ、メーカーの交換部品在庫が無くなった時や部品交換代が割高になってしまうような場合はリフォームドアへの交換をご検討ください。今どきの玄関ドアは断熱・防犯性能が高いので、交換する価値は十分にあると思います。スマートキーなどもあり便利ですしね。費用は結構掛かってしまいますが💦・・・。それでも、20年以上使い続けることが出来ると考えたら悪くはないと思います。弊社では外壁塗装と一緒に玄関ドアの交換も承っております。気になる方はお気軽にご相談ください。それでは今回はこれまで。最後までご覧いただきありがとうございました。