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2018.09.28

第4話 🏠火災保険について語ります

こんにちは♪少しずつですが秋の気配を感じる今日この頃です。朝晩は涼しくなって、随分と過ごしやすくなってきましたね。超久しぶりのコラム第4話です。今回は住宅を所有している方ならば、ほぼ加入しているであろう「火災保険」について語りたいと思います。さて、私は営業マンという肩書なんですが、実は主な仕事というのが建物の点検、診断、見積書の作成、ご商談と施工中の現場管理なんですよ。※じつは営業マンらしい仕事はほんのちょっぴりなんで……( ノД`) というのも、ほぼ毎週のように業界用語で現調(げんちょう)と呼ばれている建物調査を行っております。調査の際にはお施主様にお立会い頂き、気になる点やご要望をお伺いしながら、調査結果をもとに見積書の内容を決めていきます。このお施主様からのヒアリング(聞き取り)と結果報告やご相談の時間というのが非常に大事なんですよ。・・・というのも、お施主様の大半が塗装工事を検討されるキッカケが単純に「なんとなく色が褪せてきたから・・・。」「ちょっと外壁が汚れてきたから・・・。」「建ててからもう~年経ったしそろそろ・・・。」「訪問販売の営業マンから指摘を受けたから・・・。」といった理由が殆どです。ご自身の家が今どんな状態で、どのような方法で今後ケアしていったら良いのかなんて素人の方が分かるはずは有りませんよね?だからこそ、このヒアリングとご相談の時間というのは大事なんです。調査を一通り終えてお施主様に結果をお伝えすると、意外に建物やそれに付随する住宅設備の「異常」に気が付いていないケースが多いんですよ。よくあるのが雨樋の破損です。数年前に大雪が降った記憶がありますよね?その時に破損したであろう軒樋(横の樋)や集水器(枡)が現場調査が行われるまで発見されずにいたという例が昨年だけで6件ありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※上の画像は保険請求の手続きをして適用になったものです。

さあここからが本題です! 皆様は火災保険って「火災が起きるまでは出番がない」とか「家を建てたときに銀行から強制加入させられたけど証券の中身なんて見たことがない」なんて方が多いのではないでしょうか?実は火災保険というのは火災以外に住宅に関して様々な補償が付いているんですよ。火災保険は火災、落雷、風災、雪災、雹(ひょう)災、水災、水漏れなどについての基本補償が付いています。(※共済の場合は補償金額や補償内容が異なる場合があります)例えば太陽光モジュール(パネル)が大粒の雹が降って割れてしまったとか、突風や竜巻で屋根や瓦が飛ばされてしまったとか、そういった時に補償されます。雨樋の破損についてはおもに雪災、風災などが適用になると考えられます。ここで注意して頂きたいのが、保険証券が失効になっていないかの確認です。タンスの奥に眠っていて住宅ローン完済後に火災保険の更新や切替えなどを行っていない方はこの機会にご確認ください。(※失効していても遡り請求が出来る猶予期間がある場合もございますので、保険屋さんにご確認ください)最後になりますが、このコラムをご覧になった方はお時間がある時に屋根や雨樋を良く観察してみてくださいね!良く分からないという方はお電話にてご相談も受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。最後までご覧いただき有難うございました。