外壁【ラジカルシリコン】
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- 屋根色番号
- 外壁塗料
- キクスイ ロイヤルシリコン
- 外壁色番号
- KN045F
- その他工事内容
- エリア
- 群馬県 桐生市
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それでは施工前の状況から見ていきましょう。
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外壁は全体的に褪色や汚染が目立ちます。こちらの建物はALC(軽量気泡コンクリート)に吹付タイル仕上げとなっております。
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経年劣化により吹付タイルの一部が剥がれ、ALCパネルが露出した状態です。このままの状態ですと雨水を吸収しやすくなり、劣化が進行してしまいます。
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ALCパネル目地部分の吹付タイルの塗膜が割れていました。内部のシーリングまで割れは達しておりませんが、塗膜の割れによって内部に紫外線が当たるようになり、結果的にシーリングの劣化につながります。この様な状態になったら放置せずに、塗装を検討しなければなりません。
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軒天は長年の汚れが蓄積し、一部に割れや段差などが見られました。割れや段差部分は塗装前に修繕を行います。これらの劣化症状や不具合を修正しつつ作業を進めていきます。
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まずは外壁の高圧洗浄です。高圧洗浄は基本的に外壁材そのものと、軒天の洗浄が中心となります。
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雨戸は全部外して裏面も洗浄しました。
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剥がれていた吹付タイルの塗膜は、高圧洗浄により脆弱な部分がほとんど取れてしまいました。この後に補修後の状況をご覧いただけます。
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高圧洗浄後は外壁を乾燥させてシーリング工事に移ります。シーリングの密着を高めるためにまずはプライマーを塗布します。
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シーリングを充填してヘラで均します。
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施工後はこの様な状態です。外壁の劣化の状況から、今回の工事では見た目よりも防水性能と塗膜割れ防止を優先させているため、少し厚めにシーリングを打設しています。
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こちらは出窓の庇と外壁の取り合い部分のシーリングを撤去した後の画像です。バックアップ材が見えています。今回、出窓以外の開口部は増し打ちで処理しています。しかし、出窓は雨水が溜まりやすい場所で漏水の危険性が高いので、シーリングを撤去して打ち替えを行なっています。
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板間目地と同様にプライマーを塗布した後にシーリングを充填します。
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厚めにシーリングを残しつつ、ヘラで均して完成です。
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洗浄によって剥がれた塗膜については・・・。
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この様にパターンをつけて復元しました。
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シーリング工事が完了して5日ほど乾燥期間を経て、養生してから外壁の下塗りを行います。
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中塗りの様子です。
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上塗りをして合計3回塗りで仕上げています。
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軒天や雨樋などの付帯部の塗装を行って完成です。
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補修を行った後で塗装をすると軒天はこの様に大変綺麗になりました。
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足場解体後は工事前に外していたテラスの屋根材を復旧して工事完成です。