屋根【遮熱フッ素】外壁【可とう形 着色骨材砂壁調シリコン】
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- キクスイ SPパワーサーモF(遮熱フッ素)
- 屋根色番号
- Y106 コーヒーブラウン
- 外壁塗料
- キクスイ 弾性グラストウォールSi
- 外壁色番号
- DGW-44
- その他工事内容
- エリア
- 群馬県 桐生市
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施工前の屋根の状況です。25年近く一度もメンテナンスを行っていなかった為、遠くから見ても退色やコケの発生、汚れなどが目立ちます。
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近くで見るとこの様な状態です。このような状態が下地処理と塗装によって、どこまで綺麗になっていくのでしょうか?是非最後までご覧ください。
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次は施工前の外壁の状況です。こちらの外壁はALCと呼ばれる発泡コンクリートで出来た外壁材です。薄いものでも37mmの厚さがあります。見た目は重そうな感じがしますが、軽石みたいな材質なため、軽量かつ断熱性と耐震性に優れた優秀な外壁材です。しかし、メンテナンスを怠るとその性質から水分を含みやすいのが欠点です。
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外壁に厚みはありますが、20年以上も経つとこの様に表面の塗膜が割れている場合があります。
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また、塗膜の防水性がなくなると汚れなども溜まりやすくなります。こちらはサッシ下の汚れ。
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軒天と呼ばれる軒裏も汚れが目立っていました。意匠性の高い吹付による仕上げですが、汚れが不着しやすいのが難点です。
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シャッターBOX上部の画像です。BOX部分は塩ビ鋼板という材質で出来ているのですが、紫外線や熱によって塩ビシートが剥がれていました。
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こちらはベランダの床の状態です。塩ビシートによる防水処理を行っているのですが、コケが大量に発生し、汚れも散見されます。さて、この様な状態からどれだけ綺麗になっていくか楽しみですね!
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屋根を高圧洗浄にて徹底的に洗います。この工程は非常に大事です。
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洗浄洗浄後の状態。洗浄後はコケや汚れはもちろん、傷んだ旧塗膜も取れて屋根は白っぽい色になります。
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板金部分にはサビ止めを塗布し、スレート瓦にはシーラーという下塗り材を塗布しています。刷毛とローラーを併用して隅々まで塗り込んでいきます。この工程は洗浄作業と同様に、非常に大事です。
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スレート瓦では欠かせない作業、縁切りもしっかりと行います。タスペーサと呼ばれる部材と、皮スキやカッターを併用しています。この作業を怠った結果、雨漏りした事例も多数ありますので非常に重要な工程です。
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次は中塗りと呼ばれる工程に進みます。ここで初めて屋根が着色されます。
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次は上塗りで最終仕上げです。中塗りの時より光沢が増して、とても綺麗に仕上がりました。
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下屋根部分も同様に隅々まで丁寧に仕上げていきます。
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完成です。光沢があり過ぎて板金部分の凹みが目立ってしまいました💦綺麗に仕上がった証拠ですので、今回は仕方ないですね。凹みが大きく、水が溜まるような状態のときは交換をお勧めしています。
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外壁も屋根同様に洗浄作業を行います。この後しっかと乾かしてからシーリングの工事に移っていきます。
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シーリング打設後の状況です。今回の工事では板間目地、開口部、雑部ともに増し打ちを選択しています。打設前にプライマーもしっかりと塗布済みです。
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こちらはサッシ回り施工後の状況です。痛みがひどい場合にはシーリングを打ち替える場合もあります。
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いよいよ外壁の塗装に入ります。まずは下塗りから行っていきます。専用の器具を使用してムラが出ないように慎重に吹付けていきます。
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こちらは外壁の中塗りの様子です。今回採用した外壁の塗料は可とう形着色骨材砂壁調シリコンの弾性グラストウォールSiという塗料です。可とう形、つまり柔軟性のある塗料です。また、塗料の中に細かい砂が入ってるため、仕上がると重厚感のある石材調の仕上がりになります。
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塗膜の付き具合や、目の届きにくい狭い場所などを確認しながら最後に上塗りを行っていきます。
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外壁塗装、仕上がりの状態です。
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塗り替え以前も似たような仕上げでしたので、見た目に大きな変化はありませんが、旧塗膜の剥がれやクラックなどがきちんと処理されて、大変綺麗に仕上がりました。
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汚れが溜まっていた軒裏部分も、高圧洗浄にてしっかりと汚れを落としていきます。
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下塗りをしっかりと行います。
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塩ビシートが剥がれていたシャッターボックスは適切に処理を行って仕上げました。
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汚れていたべランダの床も・・・。
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こんなに綺麗になりました!
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ただ単に同じように塗り替えるだけでなく、意匠性を大きく変える工法は多数ございますので、気になる方は弊社までお気軽にお問い合わせください。