施工実績

施工前の状況を見ていきます。

まずは屋根板金の状況からです。雨押え板金の褪色と外壁との取り合い部のシーリングの切れがありました。

板間目地部分の汚れが気になります。

塗膜の剥がれも見受けられます。

軒天は経年劣化による汚れが見られます。

表面がメッキ処理されている特殊な庇のようです。汚れと多少のサビが発生していました。

バルコニーは立上りが手摺りまでFRP防水です。

レアなケースですがいつも通りトップコートを行います。

足場を架けて施工中と施工後の様子を見ていきましょう。

まず最初に外壁の洗浄を行います。軒天や板間目地に溜まった汚れを綺麗に洗い流していきます。

今回塗装する外壁材はALCです。板間目地部分や開口部は吹付塗装されているので、紫外線から保護されてシーリングの弾力は残っている状態でした。ただし、塗膜の割れがあったためにシーリング処理を行います。乾燥させたのちに板間目地部分と劣化した開口部分にプライマーを塗布してからシーリングを充填して均しています。

シーリングを十分乾燥させてから外壁の下塗りを行います。

規定時間乾燥後に中塗りです。

今回使用した外壁塗料は「無機有機ハイブリッドフッ素のファインコートフッ素」です。耐候年数が18年～22年の超耐候塗料です。

外壁塗装のあとは付帯部を塗装して完成です。

汚れていた軒天はこの様に綺麗になりました。

雨樋や鼻隠しなどはプライマーを塗布して上塗りを2回行っています。

テラス木部はキシラデコールで塗装しました。

しっかり塗装して木部を保護します。

庇もプライマーを塗布して上塗り2回で仕上げてこの通り綺麗になりました。

雨押え板金もプライマーを塗布して上塗りを2回行って仕上げています。

バルコニーは洗浄を行った後、下地処理を行ってからトップコートを行いました。

この後足場を解体して完工です。