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施工実績

W O R K S

屋根【遮熱フッ素】外壁【ラジカルシリコン】

  • BEFORE

  • AFTER

屋根塗料
キクスイ SPパワーサーモF(遮熱フッ素)
屋根色番号
Y-133 ナポリブラウン
外壁塗料
キクスイ ロイヤルシリコン
外壁色番号
KN032E
その他工事内容
雨樋交換、換気フード交換など
エリア
群馬県 桐生市
  • 施工前の状況です。某大手ハウスメーカー様の建物です。過去に何度も施工していますが、メーカーオリジナルの部材などが使われているので通常の施工方法とは若干異なります。

  • 外壁材は坪単価が高いだけあって丈夫な作りではありますが、経年劣化による褪色や汚れは発生しますので定期的なメンテナンスが必要です。

  • 洋瓦の仕様が多いメーカーさんですが、今回施工させていただくお宅の屋根材はスレート瓦です。棟換気があったり、屋根板金部分は塩ビ鋼板と呼ばれる鋼板を塩ビで被覆した特殊な部材が使用されています。

  • 紫外線劣化により塩ビ被覆が剥がれていました。剥がせるものは全て剥がしますが、剥がれの状態によって下塗り材の選定が変わる部材ですので注意が必要です。

  • 今回塗装工事に踏み切った一番の理由は軒樋の詰まりと破損です。泥が堆積しやすい立地にあり、草が生えて軒樋を詰まらせてしまいました。

  • 建設当時から軒樋の中にTVアンテナの配線が絡んでいたようで、それによってゴミなどが詰まりやすい状況でした。今回の工事を契機に配線の取り回しも同時に行います。

  • 冒頭にあったメーカーオリジナル部材のガスケットと呼ばれる目地部材です。経年劣化によりゴム状のヒダが傷み、浮き上がってくる現象が起きます。押してやると凹みますが、また浮いてくるという理由と部材が入手できない事からシーリングに切り替えます。

  • 窓廻りは窓サイズと取付位置関係によりガスケットとシーリングの併用で収まっています。今回は撤去できる部分はすべて撤去してシーリング工事を行います。

  • 換気フードは樹脂製なので経年劣化により固くなり、写真のように粉々になってしまいます。この当時の建物によくある現象です。耐候性の高いステンレス製のものに交換します。

  • 足場を架けて施工開始です。

  • まずは屋根の洗浄から始めていきます。長年に渡って堆積した汚れやコケをスパイラル洗浄で丁寧に洗い流していきます。

  • 外壁も高圧洗浄で洗い流していきます。

  • 洗浄後はガスケットを撤去します。

  • 窓廻りのシーリングも撤去してマスキングテープを貼っていきます。

  • 板間目地部分にプライマーを塗布した後でシーリングを充填。ヘラで均して完成です。

  • 窓廻りも同様にシーリングします。

  • シーリングを乾燥させている間に屋根の塗装を進めていきます。板金部分の劣化した塩ビ被覆は剥がして錆止めを塗布します。剥がれないときは専用のプライマーを塗布します。スレート瓦にはシーラーを塗布します。

  • 中塗りを行っています。

  • 上塗りを行って屋根塗装が完了です。

  • 屋根全体の仕上がりです。

  • 綺麗に仕上がりました。

  • シーリングが乾燥したら外壁と付帯部の塗装を進めていきます。下塗り(シーラー)を塗布します。

  • そして中塗りです。

  • 上塗りを行って外壁塗装が完了です。

  • 幕板(化粧胴差)などの付帯部は材質ごとに下塗り材を使い分けて塗装を行っています。

  • そして中塗り。

  • 上塗りを行って完成です。

  • バルコニーの手摺りや笠木も専用のプライマーを塗布して塗装しています。

  • 塗装後に雨樋を取り付けます。

  • 強度の高いポリカボネート製の留め具を使用して雪対策も万全です。ポリカボネートは衝撃に強く、非常に割れにくいという特性があります。プラスチック素材の中でも最高クラスです。

  • ここまでくると建物全体の仕上がりが見えてきて楽しみになってきますね。あとは足場を解体してから最終確認を行って完成です。

  • 壊れていた換気フードも交換しました。

  • 全ての工事が無事に終わりました。お施主様とご近所様からもお褒めの言葉を頂く仕上がりとなりました。