屋根【遮熱フッ素】 外壁【ラジカルシリコン】
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- キクスイ SPパワーサーモF(遮熱フッ素)
- 屋根色番号
- Y-162 ディープグリーン
- 外壁塗料
- キクスイ ロイヤルシリコン
- 外壁色番号
- メイン:ニトコ25-85B アクセント:ニトコ22-30D
- その他工事内容
- 防水工事、雨樋移設・交換工事
- エリア
- 群馬県 桐生市
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それでは施工前の状況から見ていきましょう。
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屋根はスレート瓦です。軒樋の褪色と堆積した汚れとコケが見受けられます。
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近くで見てみるとこの様な状況です。
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サッシ(開口)上部には汚れやコケが見られます。
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また、塗膜の剥がれやシーリングの劣化も見られます。
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板間目地も塗膜の剥がれとシーリングの劣化が見られます。
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雨が溜まりやすいので横目地は特に注意が必要です。
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こちらの建物はALCという外壁材が使われていて、この当時の建物は流行りなのか出窓が多い印象です。通常の窓と比べ水が溜まりやすく、築20年以上となるとほぼシーリングが劣化しております。雨漏りが発生しやすい箇所なので注意が必要です。
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こちらはシャッターボックスの上部の画像です。サビが発生しています。
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側面のパネル部分もサビが進行しています。放って置くと穴が開いてしまいますので、鉄部については適時メンテナンスを行う必要があります。また、サビが発生してしまうと仕上がりに影響しますので、サビる前にメンテナンスを行うことをおすすめします。
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竪樋の留め具がサビて破損していました。ここまでサビてしまうと塗装してもすぐにサビが浮いてきます。塗装前に交換します。
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理由は分かりませんでしたが、北面の竪樋の取り回しが変更されていました。特に意味がない状況なのと、排水スピードに影響しますので真っすぐになるよう取り回しを変更します。
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南面の竪樋ですが、もともとバルコニーのドレンに流し込むように取付がされていました。
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バルコニーの床に水が溜まってしまっていたので交換と同時に取り回しを変更しました。
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東西ともに竪樋の取り回しを変更しました。
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北面の竪樋も真っすぐにしました。
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こちらはシーリング工事後の画像です。
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板間目地と開口部、雑部などはシーリングの増し打ちにて処理しています。極端に傷んだ部分は撤去して打ち替えを行っています。
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雨が入り込みそうな雑部もこのようにシーリング処理しています。
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こちらは屋根洗浄後の様子です。長年の汚れやコケとともに旧塗膜が無くなるまで綺麗に洗浄を行いました。黒かった屋根がグレーというか白っぽくなっています。
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こちらは下塗り材塗布後の状況です。丁寧に下塗り材(遮熱シーラー)を塗布しています。
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縁切りはタスペーサー挿入と皮スキを併用しています。切妻の場合は屋根の両端、寄棟の場合は隅棟に近い場所に雨水が寄りやすい傾向があります。よって上記の2点については縁切りを確実に行って漏水が発生しないように細心の注意を払います。
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今回屋根に使用した塗料は遮熱フッ素樹脂塗料です。
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高耐候性能と遮熱効果を併せ持ったハイグレード塗料です。
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破風板も塗装してグリーンとのコントラストもバッチリです。
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屋根上にある外壁材の一部は汚れやすく傷みやすい状況だったので、汚れが目立たない茶系色で塗装しています。
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外壁塗装前にはこの様にビニール養生をしっかりと行っています。
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長くなりそうなので途中端折りました。工事もいよいよ終盤です。ここまでくると仕上がりの全体像がハッキリしてきます。
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雨漏れが特に懸念される出窓上部のシーリングをしっかり行い、庇部分はサビ止めを塗布してから綺麗に仕上げています。
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塗装工事に加えてシート防水の改修工事を行いました。こちらと次の画像は施工前の状況です。
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立上りやシートの重なり部分の傷んだ部分をネット補強していきます。
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防水材を密着させるため、プライマーを塗布していきます。
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防水材を2回塗布していきます。
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厚みと柔軟性のある防水材を使用しています。
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最後にトップコートを行って防水工事が完了です。
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完成です。最後までご覧いただきありがとうございました。ペイントバランスではご覧いただいたように雨樋の留め具交換や取り回し工事など、塗装以外のちょっとした補修・改修工事も行っていますので安心してお任せください。