第1話「シーリングの打替えと増打ち」について語ります

2018.08.17

こんにちは!ペイントバランスの営業マン進藤です。今後とも宜しくお願いします。さて、今回は窯業系サイディングのシーリング打替えと増打ちについてお話をしようと思います。

営業職という立場もあって私は日々、競合他社さんとの商談合戦を繰り広げております。その商談の中で最も多い話題は窯業系サイディングのシーリングは打ち替えるべきか?はたまた増し打ちで良いのか?について。皆さんはすでにご存知かもしれませんが、窯業系サイディングとは簡単に説明すると・・・。見た目はタイルとか石目調、木目調など様々ありまして、材質についてはセメントと木質系成分を混ぜて成型したものです。とにかくデザインが豊富で安価。しかも加工もしやすく、最近目にするほとんどの新築で使用される外装材です。一番の弱点は水分を吸いやすいというところですね。最近はフッ素や光触媒をサイディングの表面に施されたものが登場してきているので、ペンキ屋さん泣かせの外壁材です。

なぜペンキ屋さん泣かせかというと・・・とにかく高耐候でチョーキングや色褪せなど発生し難いですし、ものによっては20年メンテナンスフリーなんて言う物もあります。これだけ強靭な塗膜でありますから、塗り替え時には塗料が密着し難いので相当な注意が必要です。判断を誤れば塗膜が剥がれますので厳重な注意が必要です。お家を建てたときに図面と一緒に仕様書がある場合もありますので、ご自分の家はどんな仕様のサイディングなのか事前に知っておくこと必要があります。

さてここからが本題です♪ 外壁塗装のお見積り依頼の件で現場調査にお伺いすると、やっぱり窯業系サイディングが圧倒的に多い。ご相談の内容は「外壁が汚れてきたし、シーリングが剥がれてきてしまったんだよ。」とのお声が多い。一通り建物の調査を終えて超特急で見積書を作成して「いざ!商談!」2~5社の相見積りは当たり前の時代。ひと通りプランや工事内容、工事金額などの説明を済ませます。トップバッターで行かない限り、ご商談の後半で競合他社さんとの工事内容の比較について話題が広がる。「A社さんはシーリングは増打ちで価格が安くて良いと思ったんだけど、おたくさんの見積書はシーリングを打替えで作って来てるよね?やっぱり打替え無いとダメかい?」とこんな話になります。私はすべてが全て打替えを推奨するわけではありません。外壁の材質は多種多様ですから、まず一番にその外壁に最も適した工法を選定します。また築年数や劣化状況、将来的な事も含めて総合的に判断してご提案しています。将来的な事についてはお施主様のご家庭の状況など詳しくお伺いしなければなりませんが、私は常々「自分の家だと思ってお施主様に最適なご提案をしたい!」と思っております。

大概のお客様が優先すべきは予算ですから、私は安く施工するプランをもちろん作っていくのですが・・・。
やっぱり将来的なことを考えて品質と耐久性を重視したプランを推奨したいです。せっかく良い外壁塗料を使っても、シーリングの打替えをケチって増打ちにしてしまったら台無しです。窯業系サイディングにとって一番大事なところですから。。。手間を減らし、工期を短縮し、金額設定を安く見せられる為に増打ちを提案してくる同業者はまだまだ多いです。私としては板間目地は全撤去、新規充填が基本お勧めです。サッシ廻りなどはしっかりシーリングが撤去できない場合も有りますが、基本取れるとこは全て打替えたほうがベストだと思います。

今回のお話はここまで。次回は何についてお話しようかな?