屋根【弱溶剤シリコン】外壁【ラジカルシリコン】
-
BEFORE
-
AFTER
- 屋根塗料
- キクスイ ロイヤルパワールーフS
- 屋根色番号
- Y-128 ダークチョコレート
- 外壁塗料
- 1F:ロイヤルシリコン、2F:ナノコンポジットW
- 外壁色番号
- ニトコ22-85B
- その他工事内容
- 塩ビシート防水からFRP防水に改修、玄関ドア交換、雨樋補修など
- エリア
- 群馬県 桐生市
-
それでは施工前の状況を見ていきましょう。
-
まずは屋根の状況から。新築から数えて今回は2回目の施工となりますが、前回の塗装から10年以上経過しているので全体的に褪色しています。
-
屋根の棟板金は褪色とサビが見られました。
-
次はシーリング状態を見ていきましょう。サイディングは板間目地のシーリングが固くなり塗膜が割れています。
-
開口部も同様にシーリングが固くなり柔軟性は無くなっていました。
-
次は外壁の状況を見ていきます。一部塗膜が剥がれている所がありました。
-
また、塗膜が膨れている所もあります。
-
エアコンを交換した際に塗膜が剥がれてしまったようです。
-
2階のモルタル仕上げの外壁は地震による影響でかなり大きなクラックがありました。
-
バルコニーの腰壁にはコケが生えていました。お客様は調査時にこのコケや汚れがとても気になっていると仰っていました。また、既存の防水が塩ビシートなんですが、立上り部分に膨れが見られたのでFRP防水に改修する提案をしました。
-
付帯部は特に化粧胴差の塗膜剥がれの劣化が目立ちました。
-
玄関ドアは長年の紫外線と夏場の高温による影響で塩ビシートが剥がれてこの様な状態になっていました。お客様と相談して塗装工事と併せて断熱性の高い機能的な玄関ドアに交換することにしました。
-
足場を架けて工事を進めていきます。
-
初めに屋根の洗浄と外壁の洗浄を行います。
-
洗浄後はシーリングの打替え工事を行います。こちらはサイディングの板間目地のシーリングを撤去した後の状況です。
-
プライマーを塗布してからシーリング材を充填してヘラで均して完成です。
-
サッシなどの開口部も同様に施工していきます。
-
完成です。
-
屋根の板金部分はジョイント部分にシーリングを打設します。
-
板金の釘打ちを行ってから釘抜け防止のために釘の頭にもシーリングを打設します。
-
屋根の塗装は下塗り、中塗り、縁切りなどの工程を経て上塗りで仕上げます。
-
こちらが屋根の上塗りの様子。
-
屋根塗装後の仕上がり状況です。
-
艶もあってとても綺麗に仕上がりました。
-
1階のサイディング部分の上塗りを行っています。屋根と同様に3工程で仕上げます。
-
2階のモルタル仕上げの外壁も3工程で仕上げます。バルコニー腰壁の汚れが気になるお客様のために親水性のある水谷ペイントのナノコンポジットWを選定しました。親水性の塗膜が降雨により汚れを洗い流してコケの発生を抑えます。
-
次はバルコニーの改修工事です。
-
はじめに既存の塩ビシートを剥がします。
-
次は下地材を張っていきます。
-
立上り部分の取合い部の処理も行います。
-
FRP用のガラスマットは2PLY(2枚敷き)で施工を行っています。
-
トップコートと端部のシーリング処理をして完成です。
-
足場を解体後にリクシルの玄関ドアに交換しました。見た目もさることながら、以前よりも断熱性能がアップしています。リモコンドアキーも装備されていて、扱いやすさも向上しました。
-
綺麗に手入れされている緑の芝生に白の外壁。とても素敵な外観に生まれ変わりました。