外壁【ラジカルシリコン】※バルコニーアクセント【ダブルトーン仕上げ】
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- 屋根色番号
- 外壁塗料
- キクスイ ロイヤルシリコン
- 外壁色番号
- ニトコ15-60D、ニトコ19-80C、KN060E+ニトコ15-60D
- その他工事内容
- エリア
- 群馬県 桐生市
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施工前、調査時に調査を行った際の画像です。遠目から見ても退色や汚れが見られます。調査をしっかりと行って、不具合箇所を細かくチェックしていきます。
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軒天の汚れ、外壁の汚れなどが目立ちました。
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サイディングボードの端部がめくれていました。
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シーリングは硬化不良とみられる膨れが見られました。今現在はあまり使用しませんが、以前は2液タイプのシーリングを使用していた事もありました。主剤と硬化剤をしっかり攪拌すれば問題ありませんが、攪拌が足りないと、この様な症状が発生します。
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こちらはお施主様によるシーリングの補修箇所です。最近ではネット検索でDIYなどの情報を得られるため、ご自身でメンテナンスをされる方が増えています。マニュアル通りに行うと問題ありませんが、材料の選定や施工の手順を間違うと後々大変な事になる場合もあります。こちらはシリコンのシーリングを使用しているのですが、シリコンシーリングは塗料を弾いてしまうので、どちらかというと水廻りに適した材料ですね。これはシーリング工事の際に取り除きます。
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こちらは破風板の画像です。退色が非常に目立ちます。破風板の材質自体は窯業系サイディングと似たようなものですが、外壁に使用されるサイディングボードと比べ、塗装の耐久性が劣るため、築年数が経つとこの様に劣化具合に差が生じてしまうことがあります。
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こちらはバルコニー部分です。アクセントで飾りのようなものが付いていますが、こちらもセメント系の部材を使用しており、劣化が進行していました。この部分には最初からガルバリウム鋼板製の水切りを取り付けるのが理想的です。このような部材は水切れが悪く、雨水を長時間留めてしまうため、無いほうがいいと思います・・・。
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しかし、この部材は無いほうが良いと言ったものの、取り外す訳にもいかないので、なるべく劣化しない様に工夫して施工していきます。また、軒下にも水が回っているので補修していきます。
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工事開始です。
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まずは外壁や付帯部の高圧洗浄を行っていきます。
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洗浄後の状況です。破風板とバルコニーの端部に取り付けてある部材はさらに白っぽくなってしまいました。それだけ劣化していた証拠です。
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シーリングや下塗りなどの下地処理をしっかりと行ってから塗装の工程に移ります。
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こちらはサッシ脇のシーリング撤去後の画像です。旧シーリングは綺麗にしっかりと撤去します。
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シーリング充填後の画像です。硬化が進む過程で肉瘦せしてしますので、多少多めに充填したほうが良いです。
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窓廻りのシーリング完成。
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板間目地も同様に旧シーリングの撤去、充填を行いました。
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外壁塗装 仕上がり① 単色塗り
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外壁塗装 仕上がり② 単色塗り
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外壁塗装 仕上がり③ ダブルトーン
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バルコニー部分はアクセントでダブルトーン仕上げにしています。
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軒天などの付帯部も綺麗になりました。
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工事完了です。施工前と比較してみてください。下処理と塗装でここまで綺麗に仕上がります。塗装前の状態が良ければもっときれいに仕上がります。なので、なるべく早いメンテナンスをお勧めします。