屋根【遮熱シリコン】外壁【ラジカルシリコン】
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BEFORE
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AFTER
- 屋根塗料
- キクスイ SPパワーサーモSI(遮熱シリコン)
- 屋根色番号
- Y-106 コーヒーブラウン
- 外壁塗料
- キクスイ ロイヤルシリコン
- 外壁色番号
- KM083D
- その他工事内容
- 竪樋交換、軒樋補修工事
- エリア
- 群馬県 みどり市
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塗装前、こちらは下屋根の状態です。苔がたくさん生えています。セメント系の瓦にはよくある光景ですが、見た目にも屋根にも良い状態とは言えません。
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写真では分かり難いですが、外壁もホコリが溜まって汚れています。また、チョーキングも見られました。
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お施主様から雨漏りしているとのご相談を受け、この度調査にお邪魔しました。以前に別業者で塗装した際にきちんと縁が切れていない事、またスレート瓦に大きなクラックが発生していることが雨漏りの原因と弊社は判断しました。
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かなり大きなクラックです。横から見ると凹んだ状態で割れていました。雪が大屋根から落ちた衝撃で、この様に割れる事もありますので、適時点検をお勧めします。
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雨樋も大雪に見舞われたときの破損と思われます。破損個所は交換と修理を行い、塗装作業を進めていきます。
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足場を架けて工事開始です。
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高圧洗浄後もスレート瓦の割れている箇所を入念に確認していきます。
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ここにも大きなクラックがありました。高圧洗浄によって、汚れや旧塗膜で目立たなかったクラックも露になります。
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洗浄後の屋根全景です。所どころ白くなっていますが高圧洗浄を行なうと、この様に堆積した汚れと共に脆弱な旧塗膜も剥がれてしまいます。
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セメント系の屋根材と違って、塗料の密着性のある谷の板金部分は塗膜が残っています。写真でもお分かりになりますよね?
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凹んでいた大きなクラックはシーリングにて補修しました。
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棟板金部分は重なり部分と釘の頭もシーリング処理します。築年数が経ってくると釘が抜けやすくなりますし、重なり部分のシーリングをする事で繋ぎの強度も多少上がります。この処理をしないで塗装する業者さんもたくさんいますので、見積りの際には工事項目に含まれているかの確認は大事です。
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屋根塗装後の状況です。
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クラックの補修はもちろん、縁切りもしっかり行っています。要所にはタスペーサも挿入しています。これで雨漏りが止まると確信しています。
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光沢も出て綺麗な仕上がりです。屋根塗料は遮熱のシリコン塗料を使用しています。夏場の暑さ対策にも貢献しますので大変おすすめです。
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竪樋は全て交換しました。軒樋は不陸調整と歪みの補修を行ったあと、塗装して再利用しています。
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軒天も綺麗になりました。
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外壁や戸袋などの木部も綺麗になりました。
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足場解体後にも再検査を行い、問題無く工事完了です。